害虫駆除の必要性って、全ての家庭にあるのでしょうか？そんなことを思ったことがあります。新築で尚且つ日頃の掃除や衛生管理をしっかり行っていれば害虫は発生しない。私もこれまではそう考えていました。しかし、そんな考えは間違いです。もちろん、ゴミに湧くような害虫はそれで対処できるでしょう。古民家でない限り壁などに隙間や穴が発生することもなく、外からの侵入経路はある程度遮断できるとは思います。
でも、ゴミに群がるわけではない害虫は？壁に穴や隙間がなくても、ドアや窓を開けたりすることは？結論から言えば、どんなに新しい家だとしても、衛生管理や掃除が十分だとしても、害虫駆除は我が家を守るためには必要な作業なのです。床下の通気口から、シロアリはもちろんネズミや蜂など様々な害虫が侵入したらどうなるでしょうか。風が気持ちいい日に窓を開けて空気の入れ替えをしていたら、ちょっとした隙をついてゴキブリやムカデなどが侵入してこない保証はあるのでしょうか。考えれば考えるほど害虫の侵入経路や被害は際限がありません。
（参考：害虫に間違いやすい益虫）
車の運転でも、だろう運転ではなくかもしれない運転をしましょうと習いますよね。ウチは大丈夫なんていう考えはすぐに捨てて、何が大切で何を注意するべきか今一度見つめ直してみることが大切かもしれません。